さよならモネ

NHK連続テレビ小説は、先週『おかえりモネ』が最終回を迎え、今週から『カムカムエヴリバディ』が始まりました。半年間『おかえりモネ』を観てきたので今思ってることを書きます。

主演の清原果耶は『透明なゆりかご』と『俺の話は長い』の2作品で我が家では演技派若手女優NO1の地位を不動のものとしています。さらに妹役を是枝監督の『ゴーイングマイホーム』の子役として颯爽と登場し、その後、映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』などの良作で着実にそのキャリアを進めてきた蒔田彩珠が演じるということで、我が家のこのドラマに関する期待度はとても高いものでした。

で、振り返ってみるとドラマとしては期待していたほど面白くなかった。せっかくの二人がもったいないよ。脚本とか演出が悪いのかな?なんか登場人物の行動にその人の心情から生まれる必然性が感じられなくて、脚本家・演出家が言わせたい台詞や見せたい映像を無理やり作っている感じ。例えば百音が菅波先生にキーを投げるシーンとか、ふつう投げないでしょ。普通に手渡しするでしょ。キーをキャッチするシーンを撮りたいためだけの不自然な行動。こういう箇所が随所に見られて興ざめしました。

果耶さんと彩珠さんの次回作に期待します。

 

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