『goldfish』ごめん、寝ちった

4/3(月)

新宿シネマートで『goldfish』を見ました。後半はうとうとしてしまい気が付いたらハルが死んでいました。一緒に行った妻もちょっと居眠りしたようです。期待は大きかったんですけどね。30年ぶりのパンクバンド再結成の話でメンバーは永瀬正敏北村有起哉、渋川清彦ときたらどう考えても面白いと思うでしょ、普通。なんでこんな映画になっちゃったのか。

敗因はやっぱりモチーフとなった「亜無亜危異」への制作側の思い入れだけで作られたため、一般の人の鑑賞には耐えられなかったということになるのでしょうか?エンドロールで亜無亜危異の演奏を映すなら最初からドキュメンタリーにすればいいのに。例えば『ギミーデンジャー』とか『映画:フィッシュマンズ』みたいに現時点での関係者へのインタビューに過去の演奏シーン等の映像を織り込む形でうまく作れば新たなファンも開拓できる。

そうではなくて、フィクションで行くなら観客を引き込むストーリーが欲しい。セリフも工夫してください。なんか類型的なセリフばっかだった。バンドマンが全然かっこよく見えない。永瀬なんかいるだけでかっこいいはずなのにダサくみえる。演奏シーンがほとんどないのもがっかりします。「ガンズ」でアルバム1枚分とは言わないまでも数曲は演奏シーンを作る覚悟をしてほしい。実際に楽器を演奏しなくても映画だからできるでしょう。『リバーサルオーケストラ』は良いドラマだったけどオーケストラ団員を演じた役者が実際に楽器を演奏してたわけではないよね。

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その他映画:ケーブルテレビで『町田くんの世界』(2019年)を観た。高校生が主人公の青春もの。こうゆう映画は「おぇ~っ」てなっちゃうものが多いけど、この映画はぜんぜんOKだった。面白かった。芸達者脇役陣は年齢を演技力でカバー。さすがです。

お笑いライブ:4/2(日)に近くのホールにお笑いのライブを見にいった。歩いていけるところはいいね。お客さんも老若男女の比率が町をぶらついている人々と同じで雰囲気も暖かかった。トップは四千頭身でトリはナイツ。あとどぶろっくとか吉住とか13組も見れた。出演者リストに載ってなかった錦鯉も出てきてびっくりした。個人的に一番面白かったのはキュウの「ヤングバーガー」とニッチェの「ママ友の謝罪」。

 


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