突発性難聴と診察されたので念のためMRI検査を受けました。医療の検査を受けるときはやはり最悪の結果を予想してしまいます。脳に腫瘍があって余命数カ月とか言われる可能性もゼロではない。そうなったらどんな気持ちがするのだろう。目に映るものの見方とかが完全に変わっちゃうんだろうな。景色を見て、人と話して、音楽を聴いて、本を読んでも今までとは異なる感じ方をするはず。だとしたら、今現在のその情報を知らない自分とは二度と同じ気持ちにはなれない。そういう意味では自分は一旦ここで死んだことになるのだろう。てなことを考えながら検査を受けましたが、結果は何も問題なしでした。強いて言えばの懸念事項はあるので念のため半年後にもう一回受けます。
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読書記録
津島佑子『火の河のほとりで』(1983年):昭和のネットもスマホもなかった時代の恋愛(不倫)小説。100ページぐらいまでぼんやり読んでたら登場人物の人間関係が分からなくなったので、登場人物をメモしながら最初から読み直したらすっげー面白いでやんの。津島佑子は太宰治の娘で2016年に68才で亡くなっています。
相関図を作ったので貼っておきます。ネタバレになるので注意。パワポで作りました。会社辞めてから3年ぶりに使った。