原ますみバンド@Star Pine's cafe

吉祥寺のStar  Pine's Cafeで原ますみバンドのライブを見てきました。今年1月の「さるフェス」の配信を見て妻がファンになったので2月の下北沢ラ・カーニャでの誕生日ライブに行きました。今回はバンドを伴ってのライブです。18:30会場、19:30開演なので17:00ごろから早めの夕食を食べてから会場へ。整理番号は27番ぐらいでしたが前から3列目の席をとれました。

この人は、「弾き語りが一番合っているのでは」と、見る前は思っていましたが、バンドもいいです。弾き語りも多彩で長時間のライブでも飽きるというか中だるみはないですが、バンドでの演奏でも一層と楽曲ごとの特徴が増幅される感じで最高でした。バンドでやるのは年数回と言ってましたが、年の功というか安心してグルーブに身を任せられる素晴らしい演奏でした。

演奏時間は約2時間半。2度目のアンコールでは会場に居合わせたZABADAK小峰公子もステージに参加し歌声を聞かせてくれました。ZABADAKはむか~し割と好きでアルバム「飛行夢」とか「遠い音楽」とか「桜」はよく聴いていました。現在どうなっているかはほとんで知らなくてちょっと混乱してしまいましたが、なるほど現在はこの方が一人ZABADAKなんですね。

 


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初ッ夏ーフライデー ピーズワンマン@F.A.D YOKOHAMA

F.A.D YOKOHAMAにピーズのライブに行ってきました。4人ピーズのライブは初めてになります。2020年のはコロナ禍で中止、2022年11月のはコロナにかかったため行けないなど2度もお預けを食らって3度目の正直。3人ピーズは2019年の上野水上音楽堂の「水の音楽フェスティバル」で見たけどこの時は音量に制限あり。この後の同じく水上音楽堂の1人ピーズで武道館から2年ぶりにアビさんが飛び入りでステージに立ったのも見ました。が、とにかく4人ピーズでのフルライブは初めてで興奮しました。

18:30会場の19:00開演。アンコール含めて2時間半のライブ。途中、暑いので空気入れ替えの休憩があり、その休憩中にハルとアビさんで音量を落として村下孝蔵の「初恋」のカバーと「絵描き」も演ってくれました。最高でした。この歳でスタンディングは疲れるけど体が許す限りは今後もライブ参加したいです。

 


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久々に見る価値のあるドラマか?

映画は作家性が高く、選んで見に行ったものはかなりの確率で面白いことが多い。それに対して連ドラは作家性が低いと思います。いろいろ気にしないといけないことが多いんだろうけど、一本芯が通っていない。仕事だからって惰性で作ってんでしょと言いたくなるような作品も多いです。本当に見る価値があんのは年に2~3本くらいでしょうか。NHK BSプレミアムの『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』はそうした作品のひとつです。面白さを説明するのは非常に難しい。「つまらない」と「面白い」の差はとても微妙です。私にはその微妙さを表現するスキルがないので、説明しようとしても大切なものが抜け落ちてしまいます。抽象的に言うなら、登場人物がドラマのために作られた人物ではなく、愛すべきキャラクタとしてリアリティを持って感じられるということでしょうか。

全10話なのでこれから3か月はこのドラマを楽しみに日々を過ごせます。1話目がすごく面白ければ、途中でつまらなくなるなんてことはまずありません。逆に最初つまらなかったけど、回を重ねると面白くなるドラマもほぼないです。ドラマを見続けて気づいた私の見解です。例外がゼロとはいいませんけど。

 

----読書記録----

藤野千夜団地のふたり』(2022):つまらなくはないがもう一声ってかんじ。

玄月『ほんまに・・・・・・どないなっとんねん』(2003)

玄月『寂夜』(2003)

有吉佐和子『悪女について』(1983):変死した一人の女性について、彼女とかかわった27人の人へのインタビューで彼女の人物像を浮かび上がらせる。奥田英朗の『噂の女』と同じ構成。

島田雅彦『溺れる市民』(2006):6,7年前に読んだのを忘れてもう一回読んでしまった。

川上弘美【編】『感じて。息づかいを。』(2005):恋愛小説アンソロジー。もちろん、普通の恋愛小説は1つもありません。野坂昭如が一番印象に残った。

朝倉かすみ『タイム屋文庫』(2008):朝倉かすみは割と好きな作家だけど、この本はいい話系でいまいち。

野坂昭如『少女M』(2000):このまえ読んだアンソロジーに入っていた1篇が面白かったので、他のも読んでみた。11篇の短編集。昭和中期のエロティシズム。文体が独特で話も断片的なのでわかりにくいんだが、どうしてだか面白い。野坂はこの歳になって初めて読みました。

 


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武道館にストリートスライダーズを見に行く

行ってきました5月3日の日本武道館。開場16:00、開演17:00って早すぎないか?健全すぎる。イメージに合わない。でもきっと4時間ぐらいやるつもりだから早いんだろう。わっちの席は2階席南東のK列。ピーズが武道館やった時とほぼ同じところ。見やすいいい席だった。1,2階席は360度真後ろにも観客を入れていました。開演直前の事務連絡アナウンス(席の上に立つな、マスクしとけetc.)時に開演が待ちきれない観客の万雷の拍手。いい雰囲気です。

セットリストはベスト盤みたいになるんだろうなと予想していたらさにあらず。わりと渋めの選曲で、あまりオリジナルアルバムを聴きこんでいない私には知らない曲多数あり。ネットに上がっていたので備忘録として載せておきます。

(1)チャンドラー (2)BABY BLUE (3)Angel Duster (4)Let's go down the street (5)one day (6)すれちがい (7)PACE MAKER (8)ありったけのコイン (9)曇った空に光放ち
(10)ミッドナイト・アワー (11)天国列車 (12)Hello Old Friends (13)So Heavy (14)Back To Back (15)風の街に生まれ アンコール:(16)のら犬にさえなれない (17)TOKYO JUNK

全17曲アンコールも含めて18:45には終わるというコンパクトな構成でありました。素晴らしい演奏でハリーもよく声出てた。蘭丸がオペラグラスで見たら天野君に見えた気がしたけど、いやいやそんなはずはない目の錯覚でしょう。外に出たらまだ空がうっすらと明るいでやんの。一人で来たのでどこにも寄らず速攻で家に。半蔵門線に乗り入れてる田園都市線ほぼ一本で座って帰りました。東秀で中華丼食べて帰ったけど9時前に家に着いた。良い日だった。秋にツアーやるってさ。

 


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パスカルズの映画

パスカルズの映画『PascaLs〜しあわせ のようなもの〜』の上映会に行ってきました。吉祥寺のスターパインズ・カフェで18:30開場19:30開演。開演待ちが1時間だけど椅子ありなので楽でした。2020年に亡くなったメンバーの三木黄太氏の追悼ライブの映像を映画として公開したものです。三木黄太はパスカルズのフランス公演時に、立ち寄ったルーブル美術館を15分で回ったという伝説があるということです。映画は今後、ミニシアター系で順次公開されるようです。

21:00頃に映画は終り、その後、監督の伊勢真一の挨拶とパスカルズのミニライブがありました。ミニライブはアンコールと合わせて30分ぐらい。アンコールの用意はしていなかったようでしたが、ツノゼミにしか興味ないぽーっとした子かと思ってた知久くんの意外なリーダーシップ発揮で見事に「ハートランド」を演奏。いざというときはやりますね。知久くんのおなじみの帽子が夏仕様だった。

わっちも今日で還暦です。いままでは無職というとちょっと後ろめたい感じもありましたが、今日からは堂々と「定年退職して無職です」って言えるかな。では。

 


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『NEVER MIND DA 渋さ知らズ 番外地篇』

渋さ知らズ」というバンドについてはほぼ何も知らなかったのですが、「音楽ドキュメンタリー」という好きなジャンルの映画だったので見てきました。「渋さ」はひとことで言うとフリージャズのビッグバンドで1989年に結成されました。映画は、20代に「渋さ」のメンバーでその後活動から遠ざかっていた佐々木彩子が、かつて歴代のメンバーを訪ね、会話とセッションを行うという形式が繰り返される。ちなみに渋さは一度参加すると永久メンバーということになるので、メンバー一覧表は誰にも作れないぐらいのカオス状態になっているようです。

もともとは「渋さ」のライブ映像を映画にする予定だったけど、コロナ禍で中断したためこういった形式で映画にしたらしい。もともとのライブ映像はこの後続編として公開されるようです。見なくっちゃ。この映画を自主制作で作り上げたのは、京都でラーメン店を営む佐藤訪米。と言うとその辺のラーメン屋のおっちゃんが「コロナでヒマだから映画でも作ってみるかい」といって作ったというほのぼのとした状況を想像しますが、この人はもともと映像関係の仕事をしていて、たまたまラーメン屋をやっていたみたいです。

今回の映画はバンドとしての渋さ知らズというより、個々のメンバーに焦点を当てています。とにかく佐々木彩子さんが訪ねていくメンバーがいちいち魅力的。新宿k's cinemaではもう公開終了ですが、今後はミニシアター系で順次公開されるのかな?おすすめです。

 


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「シン」シリーズ最高傑作

シンシリーズはゴジラウルトラマンに続いて三本目だけど、今回見た「シン・仮面ライダー」が一番面白かった。前2作はうまく作っているとは思ったけど、今回のが一番ワクワクした。僕はバイクは乗らないけど憧れがあるからなのかも。もう一度人生をやり直せるならバイク乗り人生を送りたいとも思っているのです。興行収入的には前2作に遠く及ばないらしいけど、コレクターズのコータロー君もこの映画は褒めていた。80点だって。ロボット刑事Kの人も出てきたし、キカイダーっぽい造形の人も一瞬映ったし興奮しました。

続編の可能性もゼロではないらしいですね。僕はもう定年退職して1年中フリーなのでショッカーに入ってもいいです。週3日くらいが理想です。怪人は器じゃないし責任も重そうなので遠慮しますが、かといって戦闘員は絶対イヤなので、デスクワークでお願いしたいです。給料は安くていいです。月8万くらいもらえれば何も文句ないです。

 


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